民放各局の主な2020年1月期、冬ドラマまとめ

民放各局の主な2020年1月期、冬ドラマ 2020年1月期の連続ドラマが6日から本格スタートします。刑事、法廷もの、ラブコメなどさまざまな話題作が目白押しですね。

その中でも、実力派が主役を張る医療系作品が多くラインナップされたことも今期の特徴です。伊藤英明が原作の漫画を忠実に再現、髪形を丸刈りにして撮影に臨んでいるTBS「病室で念仏を唱えないでください」（17日スタート、金曜後10・00）。

生と死に向き合う僧侶と医師の仕事の両面から「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問いかけるヒューマンドラマで、伊藤英明は僧侶で救命救急医という異色の「僧医」を演じます。病室で念仏を唱えて「縁起でもない」と煙たがられ、僧衣のまま医療を施して「死期が近いのか」と患者を勘違いさせます。真面目ゆえにコミカルな男、美人に気をとられるなどの煩悩たっぷりの一面もある（笑）。

共演は、中谷美紀、ムロツヨシ、松本穂香、ほか。

日本テレビ「トップナイフ―天才脳外科医の条件―」（11日スタート、土曜後10・00）では、初の脳外科医役を務める天海祐希。常に完ぺきを求められ、「手術はすべて成功して当たり前」という世界で葛藤する医師の姿を描いています。

「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」シリーズなどを手掛けた林宏司が脚本を担当。椎名桔平、三浦友和ら豪華俳優陣が脇を固めています。

フジテレビ「アライブがん専門医のカルテ」（9日スタート、木曜後10・00）は腫瘍内科というがんに特化した診療科が舞台。主演の松下奈緒が演じる腫瘍内科医と、木村佳乃が演じる消化器科外科医がバディを組み、自らの痛みと秘密を抱えながら人生を生き抜いていく。

日本のドラマでは初めて本格的に“腫瘍内科”にスポットを当て、医療現場の新たな一面を描く全く新しい医療ドラマとなっています。

テレビ東京の現代社会を描くドラマ枠「ドラマBiz」の第8弾としてスタートするが小泉孝太郎が主演の「病院の治しかた～ドクター有原の挑戦～」（20日スタート、月曜後10・00）。世界選手権や平昌冬季オリンピックで金メダルを獲得したスピードスケートの選手（小平奈緒）が今も所属する相澤病院が、かつて多額の借金を抱え倒産危機から奇跡の復活を遂げた“実話”をベースにした物語になっています。

また、上白石萌音と佐藤健がダブル主演を務めるTBS「恋は続くよどこまでも」（14日スタート、火曜後10・00）も恋愛ドラマながら舞台は病院。ドSな男性医師の態度に憤慨しながらも、恋と仕事に対して懸命に食らいついていく女性看護師の奮闘を描いています。